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日日是策案日記  ( 2022-12 )

2022-11< 2022-12 >2023-01

2022/12/28 21:38:38

体調は、割と万全です。

しかし、いささか燃え尽きた感はあります。色々少しずつ、ルーチンにバグがあります。最後のツイキャスも頑張りはしましたが、歯車には隙間があった気がします。

ここ数年、十二月に体調を崩すことが多かったので、今年はとにかくそれだけは避けようと心がけていました。

なんとかそれは達成したみたいです。達成したんだから、達成感があるはずです。が、達成感はことと次第によるのかも知れませんね。あまりありません。

あ、いいことを書こう。

大学時代の友人から、忘年会に誘われました。卒業以来なんと初めてのことです。だから、リアルり三十年ぶりに会うことになるのです。顔、分かるかな。分かるわけないよね。完全に当時の二十歳前あるいは、二十二歳くらいの顔しか思い出せません。

僕は本気で大学デビューを目指して、四月から七月までサークルを掛け持ちして頑張りました。今回呼ばれたのは、大学一年の七月まで在籍していたところです。二十歳前、と書いたのは、それ故なのです。すごいと思いませんか。三ヶ月で辞めたのに今さら声がかかるかいな。顔本登録しておいてよかった。あの春僕はこの上なく、明るく社交的に振る舞ったのでした。もちろん、無理はあったに違いありませんが、僕の中の奥深くにはそんな要素もあるのです。

十二月二十九日。新橋十七時。新橋で飲み会なんて、行ったことないです。どうやって行くんだろう。調べなくちゃ。

2022年12月28 日 21時38分38秒

2022/12/18 12:00:00

今年最後の、きみの知らないうた。でした。

いや、いつもライブハウスなんか、きみの知らないうたばかりだと思うのですけれどもね。

自称音楽好きでも、知らないひとの知らない歌など聴きたくない、と言えちゃう人の論理で言うと、知らない人は嫌い、と言い放った自称人見知りの人のことを思い出します。

もしかしたら結構、ひとは人見知りなのかもしれません。僕は知らないひとの知らない歌をきくのがとても好きなので、別の次元の意味では物怖じしない人、なのかもしれません。

今月めでたく、山石店長の計らいで渡辺みやこさんをお迎えしました。江古田で一度ブッキングされかけたけれども、緊急事態宣言で流れてしまった、のだったと記憶しています。もしあの時会っていてもごく自然に、フィールドに連れて来ていたことでしょうが、結果的にこの順番でよかったです。だって、フィールドの演出意欲をそそる演者さんだからね。すでに何度か出演を重ねたあとの状態で、皆さんに見ていただけたました。

そして、ああいった芸風の人にありがちですが、楽屋では話しやすい人です。最近あまり話してないけど、同じ意味で小浜田知子を思い出しましたね。さておき。一体どんな人生でどのようにして、えんぎのわるいおんな、と自称するキャラクタになっていったのか、興味津々です。ギターもいいストローク鳴らしてくれましたしね。

会場には先月のゲストに続き高崎亮くんが来てくれており、景気良くライブハウスっぽく囃し立ててくれました。いいな。そこへ予定通りに弱つよむさんが来ていたら、さぞ賑やかだったことでしょう。弱さんオネツで蟄居。致し方ありません。いえもう充分に、楽しい夜でした。

今月をもちまして、またくる来年のために、という企画が終了しました。当初から相良浩司を鍛えるために考えたものでしたので、潮時を彼に判断してもらいました。気がつけば四年経っていたようです。

お題に沿って作った曲を持ち寄って、みんなで演奏して聴いていただく。せっかく持ち寄るのだから独演ではなく合わせればいい、と軽く考えました。それだけのことですが、MCで彼が話していたように、当初はリハーサルで文化祭だなと店長に吐き捨てられるようなレベルでした。

音楽って人と一緒に作るもんなのに、君らやったことないんか。という驚きからのスタート。そこから成長したでしょうか。いや、最終的にそれぞれ時間を与えてやってもらう形になったので、四年間最後まで、締め切りに間に合わないレベルだったかな。譜面もかけないまま音楽やってく人って、どこまで伸びしろあるんだろうな、というのが正直な気持ちです。

とはいえ我ながら面白いと思って立ち上げましたから、どんな風に形を変えて存続しても悪くはないと思うのですが、今のところその目処は立っていません。弱つよむさんにもったいないと言ってもらえていて、実はそれをとても嬉しく思っています。

さてさて。さきの週末に決まった今後の予定ですが、高崎亮にお呼ばれして一月の終わりには高円寺で歌うことになりました。また、三月にクロミツファクトリー、開催します。さらに今度の三月で僕は、歌い直しを始めてちょうど十年になります。そのタイミングで、西池袋軽音楽部が復活します。

ありがたい話です。僕は来年も第三金曜日、池袋フィールドをホームグラウンドとします。引き続きお世話になります。なのでアンコールでは、ホームグラウンドを歌いました。

2022年12月18 日 12時00分00秒

2022/12/02 18:20:09

遅ればせながら、きみの知らないうたで、ご来場ありがとうございました。

今年は、居酒屋で自分のうたを歌う夢が叶いました。

これはどういうことかと改めて申し上げますと、ここ数年活動の場を広げるため、あるいは出会いを求めて、いささか斜陽的なライブハウスではない、いろいろなお店に乗り込んでみています。今時代は、ライブバーなどで、一般の人が気軽に演奏できるお店はたくさんありますから。そこで出会った方々と、少しずつ知り合いになって、久しぶりに合えば、久しぶりーと言えるような人たちも、増えては来ました。

しかし、そもそもライブハウスが過疎なのは、いかんせん売れた或いは、知られたうた以外は聴かれにくくなった時代背景があります。そもそも、知らない歌を探しに、あるいは聴きにわざわざ足を運んで行くのが、ライブハウスですから、文化形態が変わったと言えばいいのでしょう。

そういう意味では、気軽に入れるライブバーなどでも、誰も知らないオリジナル曲などは、扱いに困られる場合がほとんどなわけです。しかし、ここは違いました。クロミツファクトリー。やってみろ。へーなんか面白いじゃないか、じゃライブの日程決めよう。という言わば軽いノリで、僕のようなオリジナルしかだいたいやりませんよという偏屈ものも受け入れてくれるわけです。

僕だって、皆の知ってる歌が歌えれば、困らないさ。それがどうしても出来ないから、自分のうたを作る方向へ走ってしまったのだから。

どっこいこのお店は、延々とやらせてくださいます。今回は午後六時過ぎ開演。九時ごろにいったんセットリストは終了したものの、そのあとのいわゆるバータイムは、リクエストにこたえたり、セッションを楽しんだり、練習の時間になったりと。結果、お開きという言葉のないまま、午前〇時を回ってしまうわけ。

ゆっくり、茶でも飲みながら、雑談を交えながら、時にはBGMとして、のんびりと遊んでもらえるような場所で、歌えるなんてね。ある程度クオリティ保てないと出来ないわけですから、僕も偉くなったものです。こういう意味で、居酒屋で自分のうたを歌う夢、達成という次第なのです。

さらに、楽団クロミツ。今回は夏のうちに、のこしがきのデモ盤をお渡ししておき、その中から六曲、お願いしますと譜面を送っておいたところ、バチっとアレンジあんどコピーされておりました。だいたい、半ば出会い頭の行き当たりばったりのセッションでも出来てしまう面々ですから、それでもいいかな、いいよな、別に好きでもない曲を演奏させてしまうのは申し訳ないしな、という思いが強かったこともあり、無理にスケジュール合わせをしてリハーサルすることもせず、当日早入りの一回合わせのみで臨んだわけですが、これがどうでしょう。まるでCDの音を再現しているかのような出来栄えでしたね。ありがたい限りでした。

音源を渡したまま、僕は、おかえりなさい、を作り上げていたわけで、前半、一人で1時間半歌った第一部は、おかえりなさい、を中心にお送りしたわけで、一晩で二枚ぶんのプロモーションになったわけです。えらいこっちゃなあ。

今回の経験によって、楽団クロミツとはもう、新しい曲を作るところからお付き合いいただいた方が、身が入るというか、気が入る、というか、抜けにくくなる、というか、バンド感増すよね、という結論をえられました。来年が、楽しみになりましたね。ああいう形で定期的にライブができたらいいよなあ。

長い時間、お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございました。ちょっと多忙だった十一月のライブがすべて終わりました。足を運んでくださる皆さんのおかげで、もっともっと楽しいものを作ろうという気持ちが増えています。自信が出てきたのでしょうね。闇雲にというよりも、計画的に、楽しいものを作って行けそうな気がするのです。

2022年12月02 日 18時20分09秒

2022/12/01 00:00:00

十二月一日になりました。

一ヶ月前に書いていた通り、確かにほっとしているこの頃です。今年ならではの作品も無事に作ることができました。これは大きな出来事です。やっぱり、うたの人たるや年に一度はやらなきゃならないよ。最早そこが唯一の、一般の人との区別です。

十一月に入ってから、さあ録音にかまけていたから練習だ、と毎日練習をしていたら、最後の週はもう、身体が拒絶反応をし始めて、おかしかったものです。それでも気持ちの上では全然足りてないのに。

初めて発表する曲が多かった月でした。それに、四回のライブそれぞれ趣向がばらばらでした。よくやった。

もうこの旨は記してありますが、あらためてこの場を使ってお知らせします。本日より、CD媒体の作品集は受注販売となります。お求めの方は、お問い合わせください。地方の方は発送させていただきますが、近郊の方は、次回のライブ会場でのお渡しになります。最新作以外の在庫は、ワゴンセールのネタになります。以後の作品集については、初版時にご希望を募る形になりましょう。

そして、ほっとしているのも束の間で、どうせ次の何かに取り掛かるのでしょう。これは、自分の性質です。

一月一日には、どんなことになっているかと言えば、さすがに本年の最後のライブを終えて二週間も過ぎています。この歳になってようやく、いくつかの忘年会にも誘われています。そういったものを踏みしめながら、いよいよ来年のお仕事のあり方を念入りに想像している頃でありましょう。

2022年12月01 日 00時00分00秒

ご挨拶

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