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さ、本格籠城開始

最終更新: 4月16日

僕は、門外のことの真偽はわかりません。たとえば医療関係者の全員が全員が逼迫しているわけではないことを耳にするにつけ、聞き伝えの情報なんてやっぱり全然あてにならないことを実感します。広めてくださいと伝えられて広めたらデマだったなんて、ストレスです。

昔、2ちゃんねるって一般の人が覗くのがはばかられるほど禍々しい嘘ばっかりのダンバール箱の中から、光り輝く真実を拾うのが面白い場所だったからこそ、価値があったと思うのです。今その段ボール箱は展開して裏表ひっくり返しちゃったわけです。ただただ疲れます。

さてまあ、所詮僕だってそのいいとこどりをして利用するネット環境ですが、おかげさまでこの度も、いまだに家にこもらずうろうろしてウイルス広めて歩いてるんですか?という立場の人があれば、いや私は大丈夫ですから、という人もあり、混乱しました。

僕の立場としては、講師も含めなどとまた余計なことを書くと角が立ちはしますが、どうしても何にも代え難く、僕のいる場所に通わなければならない人の気持ちには、最後の最後まで付き合おうと決めていました。そして今日、最後の最後のレッスンを終えました。

もちろん、今すぐにでもやらねばならないことは、自分自身が往来に出て、無用な人間の動きを生じさせる原因とならないことである、と肌で理解したのが三月の終わりでした。理解すればすぐに舵を切るのが僕のいつものパターンで、そのように動いてきました。

それでも、みなさんの声は様々。もともと足並みを揃える必要のない個人レッスンの教室ですが、大きくなればなるほど、規律と統率、という側面から見られてしまうのも、ある程度致し方ないとはいえ、此度の都からの名指し休止要請には、安心さえしたものでした。

また、僕はいつの間にか講師の世話する係でもあるし、彼らの収入がゼロになるのをぼんやり見て行かねばならないことには、責任を感じてもしまいます。雇用関係ではないのだから、感じる必要はないと言えるのですが、それも頼りない存在だなあと思うのです。

最後のレッスンは、今週で産休予定の人でした。それで僕は職場に来たのでもあります。なぜこの状況になってもまるでどこかに対して意地を張っているみたいな人ひとりのために、出勤したのです。彼女はただ最後まで、自分のペースを守りたかっただけかもしれませんが。

これで一つ、一度肩の荷を下ろして、職場通いをやめて本格的に家篭籠城に入ることに迷いがなくなりました。いっそブレーカーを落として帰ろうかと思いましたが、そこまではいいか。流れた四月のマーキーのチケット売上の入った封筒をしりめに、自転車で帰るのです。

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