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たのみごと

CDたのみごと、を、完成させるべく作業中なのだ。


完成させるべく、というのがいかにもまた、わかりにくくて僕らしいこと。


そう、通番37たのみごと、は、2015年、これまで叶わなかった、最新の機材を買うことができた喜びで三曲録音しただけで、頓挫していたものだったのだ。


なんで頓挫したかと言えば、空前絶後的お仕事の多忙に襲われてしまったから。

あの、新しいうたを作る暇もなくなってしまった頃のことだ。物事には良い加減、というものがあるのだな、ということを身を以て知ったっけ。


それですっかり興醒めになり、すこし時間ができた頃には違うものを作りはじめていたという、かわいそうな経緯で今に至る作品集。


しかもだ。満を持して発表を目指したのは2018年12月だったのだ。半年も前だ。かわいそうじゃないか。たのみごと。


いろんなことがあり、ようやく、作業に入った。昨年末の時点では、10曲入りにまとまっていたのだが、より、たのみごと感を出すために、二曲追加をした。


そのうちの一つが、霞という曲だ。


この曲、作ったのは21歳の年だった筈だ。1990年。だから、なんども録音をした。例のCD通番で言えば、1.5.8と、トライしてきている。最後に録音したのは1997年の少年以降だったとかもう、気の遠くなるほどの昔話。


ならば、さぞや思い入れがあるのだろう、と思われても仕方ないのだが、年に一度うたうか、うたわないか、くらいだ。


では何で今さらに?となる。当然にものすごく青臭い作品だ。なのだが、その、年に一度やるかないか、演奏するたびに、このうたが良かったと言ってくれる人が必ずいたから。年につれ、お客さんは移り変わっていくのだけど、この歌だけは、声をかけてもらえた。


考えてみりゃ会社員の頃、オーディションで歌ったのがこれだったっけ。今の環境で作り直してもいい、ころあいかな。


というわけで数え間違えでなければ、人生四度目の、そして人生最後の、霞の録音をしている。



そしてそれらを加えた12曲入りアルバム、自己主張を廃してBGMを目指して作り始めたくらいで、こっそり販売しようとしていたが、今作業が進んで全曲並べてみると、思った以上に楽しい。


発表時期も決めずに、じっくりと作っている。ライフワークだもの。焦らず行こう。



ここまで書いたので、収録曲目を。


平和の証明

次元

ふつうのお願い

信じなさい

高校生日記

逢坂より

生姜焼き史

開運坂を君とのぼりたかった

はずれなし

あなたのために

錯乱の友人

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