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にいまるにいまる、わるくないのかも

一体どんなことになるやらと、おっかなびっくり迎えましたニューイヤーライブ。正式名称は、えの&吹雪、文春ファイターズ 優勝記念・ニューイヤーライブ!。昨年の文春野球コラムペナントレース、を勝ち抜いた記念だ。ご来場の皆様、どうもありがとうございました。来られなかった方もあったものの、満席だったね。


たまにはここにもセットリストを書いてみよう。


  1. 金子よろしく

  2. 連敗

  3. パレード

  4. 22番で会いましょう

  5. ホームラン待ち

  6. 日曜餃子愛好会

  7. 金子3−3

  8. 渋谷右翼

  9. しじみいつまでも

  10. つぼをさがして

  11. ありがとう


幸せなことじゃないか。と思った。僕は喋りは下手だ。でも、歌はきっと作れる。それを表現するスキルを持ち上げることに二十年以上かけて来た。普段は、ただただよく分からないという声に押されて歌わない楽曲たちを、ニヤニヤしながら聴いてくれる人がいっぱいの中で、歌わせてもらえたんだから。


これらの楽曲を聴いてみるべき、しかるべき人たちの前でパレードをついに歌えたのが、うれしかった。まあ、受け手と作り手の温度差がゼロになることはないのだから、達成感を味わったのは僕だけだろう。でも、あたたかく見守られながら歌う時間だった。あの万雷の、みなおしたぞー、は、長年患った寂しさを癒すには充分だった。


構成は、パレードを歌った後に、えのきどいちろうさん、ならびに、文春野球コミッショナー村瀬秀信さんをステージに迎え、僕はトークの間、椅子に控えるという形になった。二、三曲の歌と、トークを交互に展開した。また、この企画に直接全く関係がない楽曲は餃子にツボにありがとう。せっかくホームグラウンドなのだから、石村のアベレージを示しておこうというわけだ。次への布石になればいい。


それにしても、そもそもどうしてこんな楽曲たちを作って来てしまったのか。これを不思議に思う人もあるかもしれない。


僕はたまたま、好きな野球のことを歌にしてみようと思っただけ。毎月毎月のライブに、お客さんに飽きずについて来てもらいたくて、色んなものを題材にすることに挑戦し続けて来ただけのこと。そのひとつが、あんまり強くないファイターズを自分に重ねて応援する気持ちで歌を作ってみる、という試みだった。そのきっかけはえのきどいちろう意気揚々だったことも、もう何度か書いた。


思えばあれから20年になろうというのに、未だにえのきどいちろうは僕にとって正義だ。でも、えのきどさんを目指して来たわけでもなんでもない。近づいてみるほど、身の丈の違いに感激するくらい、別種の人間だ。そして悲しいことに、僕は目上の人に媚びるのが今でも苦手だ。態度が悪いのだ。そんな態度をゆるしてくれる度量のある人としか、未だにお付き合いが出来ない。つまり誰がどう見ても、不器用で意味不明なほど引っ込み思案な僕にお付き合いくださった形だ。恐縮至極。(思えば、村瀬さんが年下でよかった。)


いろいろなご縁がこの企画を実現した。いつものように、作ったはいいけれども広がりもなかった作品たちを目ざとく見つけた人があり、僕はその人のためにそして自分のために、録音をし直した。録音をしなおしたから、あらためて公表販売をしてみた。そうしたら、えのきどさんに橋渡しを試みた人があった。面白いもんだな。僕よりも、作品に生命力があった、としか、言いようがないなあ。


にい丸にい丸、もしかしたら、わるくないかも。

どころか、もの凄く幸先がいい、日曜お昼のライブだった。


次は二週間後、今年から区切りのワンマンライブは誕生日の月ではなく、一月にしてみた。と言っても、またくる一月のために、は休まない。あ。でも、この日曜お昼の満席ライブみたいに予約は入っていないので、万一遠慮されている方は、ご予約を。僕なりのやり方で、歓待は必至。

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