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少ない友人

友人は少ない。なにせ、友人から知人まで、ライブに誘いすぎたから。まして僕の場合、それ以外の付き合いが苦手ときたもんだ。


そりゃ、みんな離れていくばかりってもの。さらにそれは、時が解決するほど簡単なことじゃないんだと、改めて思い知ったりする。一度壊れた関係は回復はしない。


だからついつい。同じようなことをやっている人たちと、傷を舐め合うがごとくに、付き合うようになる。でも当然本当は、傷を舐めあいたくなんかないし、そう見られることだって徹底的に避ける。


そうなると大事なのは、普段つるまなくてもいい。たまに少し言葉を交わしただけで、ああそれね、と、なんとなく分かり合える気分になってもしょせん関係ないしと、怒ったりしない人。がいたら、まあ嬉しいな。くらいに、ある時から僕にとって友人は、いなくて当たり前というスタンスになってしまった。


出会った頃の世古武志は、とてもよそよそしかった。


あれこれ足を運び、何年もかけて少しずつ仲良くなった。そもそも仲良くなるのに時間がかかる人種だから、それはとても普通なことだ。


そのうち、彼の作品が時々突出してポップであることに気がついた。否、突出ではない。傑出だ。


同じ穴の狢のクボフミトと、彼の作品を軸にイベントをやることになったのは、必然だった。年に一度か二年に一度か三年に一度、つるむことを潔しとしない僕も、付き合いを続けている。今その流れは気がつけば彼の、仏ライブ、仏アルバム、へと続いている。(ちなみに仏ソングという音韻は僕はあまり好きではないので使わない。)


そこいらじゅうで毎月何本もライブをやるようになり、世古武志は出会った頃より何倍も技量的に演奏が上手くなってしまった。


おしゃべりな彼のライブを共有して、好評価する人も増えただろう。


しかしいかんせん、彼の作品はまだテレビほかに流れていない。だから、高評価されない。大衆はいつの時代も愚かね。


当然のこと僕は高評価をしている。だから時々ともに楽しく演奏をすることで、それを表明している。彼の仏像のうたが面白いのは、彼の技量からしたら当然。それまでの作品を聴いたら、彼が、作れる人であることは明白だもの。


何様でいこうか、は年内は月末金曜日です

もしも、今時代でも売れる条件というものがあるとしたら、ちゃんとその条件を授ければ、彼は、売れる作品を確実に作れる。誰もそれをやらないのが心底、不思議だと思う。つくづく、プロデューサーがいないんだなあ。


じゃあお前やれば?と言われたら、こう答える。僕はまだ自分のことで精一杯ですんで。


さて。年に一度やるかやらないか、今回はそもそもセルピコを呼ぶつもりだった、何様でいこうか。ローズ清水不都合なためにたまたま、世古武志をお呼び立てすることになった。


せっかくの機会なので僕のセットリストもふくめ、録音録画など、どうぞご自由に。

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