検索

江古田が遠くなりにけり

いえ。引越ししたわけでもなく、遠くはなりません。単に、翌日翌々日が忙しかっただけです。そのまた翌日翌々日とずっと、ちまちま書き進めたので、今日に至ります。


江古田マーキーご来場、ありがとうございました。


今回は初めてお会いする対バンの皆さんで、つまりお客さんも初めての方ばかりで、僕らがブッキングライブに出る理由を意味あるものにしてくれるまたとない機会、なわけです。


新しい出会いは、楽しいものです。まして若い人たち。若い人たちと話すと無条件にわくわくするようになったのは、彼らの将来が楽しみに思えるからであり、確実にこちらが歳を食ったせいでもあるわけです。この界隈で出会う若者など十中八九、素質は僕と似たり寄ったりの、下手くそです。


一方、彼らからしたら僕の印象は何このおっさん幾つ?てくらいなもんでしょう。歌を聴いたらますます困惑されることでしょう。この物分かりのいい時代に、死ぬまでモラトリアムを臭わせた、中途半端な落伍感。ここに人はいったい何をみるというのでしょう。夢の残滓を塗りたくって、夢の残骸になり果てた身体を引きずって。


ところがおそろしいことに、当の本人は、燃えカスや絞りカスになったとも錆びたとも朽ちたとも衰えたとも、或いは気づかずに笑っているわけ。これはバカなのか。もしバカが不適切なら愚かとしか言いようがないのです。売れてやっと正規のこの世界で。


そして我々の間には、非常にデリケートな関係が出来上がるわけです。決して目指すべきでないけど揺るぎない先輩であり、対してはなんと、永遠に増え続ける同輩のひとりなのです。社交辞令はいつもむなしく、しかし確たる愚か者たちの絆になるのです。


さあ、だんだんわからなくなって来ました。さておき。


限られた空間で、限られた時間、見知らぬ人たちと、自分の持ち歌をつないで過ごす、幸福。楽しかったね。また会おうじゃないか。僕たちは反吐が出るくらい、うたが好き。

その後シブイの忘年会での演奏を挟み、次こそは、何様でいこうか最終回。今年も同僚クボフミトと楽しく来年の夢を語ろうじゃないかなと、思うのです。たとえ鬼でも笑ってくれりゃいいのです。

0回の閲覧

© 2017-2020 ishimurafubuki All Rights Reserved. 

  • Twitter
  • Facebook Clean
  • Instagram
  • YouTube
  • YouTube 2