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一年の計と十年の計


一年の計と十年の計 十二月十五日池袋フィールドご来場のたっくさんのみなさま、どうもありがとうございました。 今年のライブは全て終了しました。既にそれから数日経っています。何やってるんでしょう。そうですね。休んでいました。ここしばらく、心身ともに追い詰められていたことに気づかされました。ライブ終わったらいろいろやりたいことはあったのに、何にもしないのですもの。 三月から、フィールドで一年の計と十年の計と称して、毎月企画ライブをやらせていただきました。毎度金曜日に。 企画と言っても、僕が八時から一時間強、歌わせてもらう。これを前提に、前の時間を誰かに歌ってもらう。というだけの内容です。四谷コタンで一時間強のステージを毎月毎月やって来た身からすると、そのような場所を得ることがまず、お客さんがたと僕自身の急務だったと思います。それがようやっと実現しました。ありがたいことです。 毎度毎度、同じうたばかり歌っている人になったら、皆さんに飽きられよう。だから、新しい歌を作りながら、出来るだけ被らない内容で選曲して行くという方針は、いつから定まったのかな。今年はそれを概ねふたたび実現できたように思います。再開後の演奏曲、というプログラムを書き換えて、年ごとにデータを纏めて表示するようにしました。今年は160くらいでしたか。 予想もしないことが起きたりしながら、どたばたと今年はすぎていき、それ故にか、なんとか作った歌たちも、自分に忘れられそうです。拾い集める作業もしなければなあと思います。 以下は長い余談です。 僕らの規模では、ブッキングライブを中心に、毎回違った演者と相対し、そのお客さんの前で歌っては、また聴きに来てもらえるように頑張る、という形が主流です。 ライブハウスを訪れるお客さん側からみたら、ついでに知らない人の歌も聴けて、思いのほか楽しく過ごせたら幸運、こっそりまた行っちゃおうかなと思えたら僥倖。 そんな、伝統とまでは言わないまでも、ゆかしい風習、様式がありました。その中で、数多の出会いがあり、軋轢があり、果たし合いがあり、そして別れがありの、そんな活動をしていました。 しかし時代は移り、その風習もすっかり変わっていきました。必要充分な対バンに恵まれることが減ったのです。だから池袋フィールドは、僕にとってとても都合の良い場所なのでした。今年は本当に、好きなようにさせてくださいました。 お客さんの中には、思いもよらぬ素敵な対バンとの巡り合わせを期待する方も未だあるかも知れませんが、残念ながら僕にその機会を与えるイベンターのような人は現れません。ご容赦ください。それは僕の力不足と言えるかもしれません。 大雑把に振り返って、充実した一年でした。まったく悪気なく、この様に言うことが出来ます。2016年に四谷コタンが立ち退きになって、よかったな。あのまま、僕より若い人が増えない店の存続を心配しながら、余計な気を使いながら年をとってしまったら、きっと悔いが残ったことでしょう。生活の余力で活動するより他ない身としては、環境は選ばざるを得ません。 結論。池袋に来て、よかった。 


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