検索

ホームラン待ち


えのきどいちろう氏に、ホームラン待ちという歌詞をいただいて歌にしたのが、この七月の出来事。

今や野球に関する歌だけで1時間以上のライブをやれる僕にとって、野球場に野球を観に行くことは、ひと時も休んでいられない気質の自分を休めてあげられる恰好の機会だった。

しかし元はと言えば、2000年前後当時の仕事のお供の、AMラジオがきっかけだった。(FMは今にしても苦手)そこで出会ったのが、例のえのきどいちろう氏。公共の電波に乗る大衆向けのまして、平日午前中の番組だ。にしては、挑戦的で危なっかしさを常に帯びつつ、決して僕の描く正義と相反することのない意見に、夢中になった。そもそも文章を書く人であり、それを読むにつけても、この人の主張と心の持ち方がとても好きだと思った。

この人の出かけて行く東京ドームに行ってみたいなと思ったきっかけは、たまたまテレビで見かけた小笠原道大選手の姿のせいではある。あ、これが、氏の言っていた、あの選手か。と。当然昔馴染みの場所だし一度行ってみようじゃないか、ということになったのだった。行ってみたら通い詰める性質だし、ゆえに歌もたくさんできるわけだった。

おまけにたしかに、東京ドームへ行くと必ず見かけるほど、笑っちゃうほど本当にいつも氏はいらした。22番の前、僕は遠くでいつも、見ていた。


あれから、17年。

わざといろいろ端折って書くけれども、先日の月曜日、シブイ飯田橋のソファに腰掛けるえのきどさんを前に、僕はもじもじと、カレンダーを書いていた。えのきどさんは、岡ーズのユニフォームを届けるために立ち寄ってくださったのだ。相変わらず僕は目も合わせられず、辛うじてお話できたのは、以下の一件。

あの曲、公表していいですか?作詞えのきどいちろうになっちゃいますけど、いいすか?しかも、普通のルートじゃない手を使うのですが。という件についての、了解を。

それがとれたので、いまここに書いている。

49にしてまだひねくれ者の僕は、またおかしな方法を思いついたのであった。だって、歌という作品が今は、簡単に聴けすぎるのだもの。

江古田では少し、そのお話もしよう。明日よ。新しい歌もかけたよ。

江古田で、会いましょう。


130回の閲覧

© 2017-2020 ishimurafubuki All Rights Reserved. 

  • Twitter
  • Facebook Clean
  • Instagram
  • YouTube
  • YouTube 2