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安売りは年内まで


呆れるほどの数、CDというパッケージを利用した作品集を作ってきた。

ある時から、まあ聴いてもらえるのであれば、とか言いながら、たとえ16曲入っていても500円といった破格をつけて、割合平気で販売してきたが、いざもうCDでの作品集の需要自体がなくなってきたこの時代、安売りする意味もなくなってきた。

長年やってきて、サンプルも含めてゼロ円で入手したCDは聴かれないものであること、同時に、500円だろうが2000円だろうが、買う人はお金を出すものである、ということがわかった。では、500円を2000円にする理由は?と言えば、自分の労力はゼロでもいいけど、他人の労力はゼロではないから。完全に一人きりで作ってきたものも多いけれども、おそらく半分以上は、誰かしらの手を借りて来た。そろそろ、ご恩返しもしなくてはならない。

よって来年からは、過去の作品についても安売りはもうしない。と、決めてみようと思う。


つまり何がおおむね500円から1000円くらいでお分けしてきた同じ商品が、制作費をのせた適当価格に転じるということ。笑っちゃうなあ。値上がりだぞお。でも、もう、本当に欲しいひとしかCDなんて欲しいと思わない時代なのだから、それでいいのだ。適当であればいくらでもいいのだ。

これを読まれた方のいくらかは、性懲りもなくまた、つくり始めたのかと思われるかもしれないが、図星である。作るものがなくなったら、死ぬしかない人生を選んだのだもの。作らせてくれやい。


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